LibreOffice 25.2 ヘルプ
ここでは、参照 (クロスリファレンス)を現在のドキュメントに挿入します。参照とは、あるドキュメント内 (マスタードキュメントでは部分ドキュメント内) のクロスリファレンスのことです。
相互参照をフィールドとして挿入すると、参照元のドキュメントに加えた変更がそのまま現在のドキュメントにも適用されるため、それぞれのドキュメントを変更する手間が省けます。フィールドは F9 キーを押すと更新されます。
利用可能なフィールドの種類を表示します。 ドキュメントにフィールドを追加するには、フィールドの種類をクリックし、「選択」リストのフィールドをクリックしてから「挿入」をクリックします。 次のフィールドが使用可能です。
| 種類 | 説明 | 
|---|---|
| 参照の設定 | クロスリファレンスの参照先を設定する。名前 にその参照用の名前を入力します。登録した名前は「参照の挿入」の 選択 リストボックスにも表示されます。 HTML ドキュメントでは、この方法で挿入した参照フィールドは機能しません。HTML ドキュメントにクロスリファレンスの参照先を設定するには、ブックマークの挿入を行う必要があります。 | 
| 参照の挿入 | ドキュメント内の別ページへのクロスリファレンスを挿入する。参照するテキスト位置があらかじめ「参照の設定」で定義されている場合のみ、選択 でフィールド名を選択して参照を挿入することができます。 グローバルドキュメントにおいては、ある部分ドキュメントから別の部分ドキュメントに参照することもできます。この場合、参照の名前は選択ボックス内に表示されませんので、名前はキーボード入力してください。 HTML ドキュメントでは、この方法で挿入した参照フィールドは機能しません。HTML ドキュメントにクロスリファレンスの参照先を設定するにはハイパーリンクの挿入を行う必要があります。 | 
| 見出し | 選択ボックスには、すべての見出しのリストがドキュメントに表示される順序で表示されます。 | 
| 番号付け段落 | The Selection box shows a list of all ordered paragraphs in the order of their appearance in the document. The list includes: 
 | 
| ブックマーク | 挿入 → ブックマーク... でブックマークをドキュメントに挿入した場合は、見出し 参照 の中にも「ブックマーク」の項目が表示されます。ブックマークは、ドキュメントのテキスト部分を特定するのに便利な機能です。文書ドキュメントでは、ドキュメントに挿入したブックマークを使ってドキュメント内の別の場所へ簡単にジャンプできます。 HTML ドキュメントでは、このテキストマークはアンカー <A name> にかわり、ハイパーリンクのジャンプ先を指定したりします。 | 
| 脚注 | ドキュメントに脚注が含まれている場合は、脚注項目が選択できます。脚注への参照では、脚注番号が返されます。 | 
| (挿入されたキャプション付きオブジェクト) | キャプションが付いたオブジェクトへの参照を設定できます。たとえば、画像を挿入してこの画像を右クリックし、キャプションを選択します。これで、オブジェクトは、リストで番号付きの「図」として表示されます。 | 
参照はフィールドとして挿入されますので、参照を削除するにはフィールドを削除します。長いテキストを参照として挿入し、テキストだけを残して参照を削除する場合は、テキストを選択してクリップボードにコピーして、メニュー 編集 → 形式を選択して貼り付け... で行ないます。この操作でそのテキストを「書式設定されていないテキスト」として同じ位置にもう一度挿入することができます。これでテキストそのものはドキュメントに残り、参照だけが削除されます。
Lists the available fields for the field type selected in the Type list. To insert a field, click the field, select a format in the "Refer using" list, and then click Insert.
To quickly insert a field from the list, hold down CommandCtrl and double-click the field.
参照フィールドで使用する書式を選択します。次のオプションを使用できます。
For “Chapter”, “Number”, “Number (no context)”, and “Number(full context)” formats, the number of sublevels shown for the selected format depends on the setting for the relevant outline levels in .
Type the name of the user-defined field that you want to create. To set a target, click "Set Reference" in the Type list, type a name in this box, and then click Insert. To reference the new target, click the target name in the Selection list.
グローバルドキュメントの部分ドキュメント間で参照を行うには、その部分ドキュメント内で使われていない参照名をキーボード入力する必要があります。
ユーザー定義フィールドに追加する内容を入力します。
テキスト内の選択箇所に参照を設定すると、現在選択されている内容がフィールド内容になります。